今日の音楽 7月11日 キューバ序曲
1937年7月11日はガーシュウィンの命日。
ガーシュウィンの代表作といえば、「パリのアメリカ人」「ラプソディ・イン・ブルー」「ピアノ協奏曲」「ボギーとベス」あたりですが、この「キューバ序曲」は短い(10分ぐらい)けれどガーシュウィンらしい曲です。
ガーシュウィンがキューバに行った時に、その陽気な音楽に影響を受けて作曲した、いわば「ご当地ソング」です(笑)
キューバの音楽といえば、スペイン系の音楽とアフリカ音楽が融合したラテン系音楽の中枢をなす音楽。ルンバ、ハバネラ、マンボ、チャチャチャ、サルサ・・・・みんなキューバ発祥の音楽。キューバ序曲はルンバのリズムで作曲された非常に明るい音楽です。ボンゴ、マラカス、ギロといった民族楽器も多く登場する4管編成の大掛かりな曲ですが、ヨーロッパの(特にドイツ、オーストリア)オーケストラには全く合わなそうな曲ですね。
以前、ベルギーでベートーヴェンのような「キャンディード」を聴きましたが辟易でした(笑)
レヴァイン指揮シカゴ響です。
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