今日の音楽 6月16日 酒・女・歌
日本では「酒と泪と男と女」ですが、ウィーンでは泪の代わりに「歌」なんですね。J.シュトラウスの作品の中でとりわけ好きというわけでもありませんが。というか、シュトラウスの作品の中で何が一番好きですか?という質問ほど困る事はありません。なぜなら、その時の気分によって違う、そしてメロディと曲名が一致しない(笑)。
今日はウィリー・ボスコフスキーの生誕100年の日です。
昔はウィーンフィルのニューイヤーコンサートはFM放送で聞くものでした。放送が始まったのが1973年(しかも録画で1月中頃の放送)で毎年見てましたが、ニューイヤーコンサートはボスコフスキーが弾き振りをするのが当然と思っていました。1980年からしばらくは、マゼールが指揮してましたけど、それもヴァイオリンを片手に・・・という事で、ニューイヤーコンサートは弾き振りがルールだと思ってました。それを破ったのはカラヤンでしたっけ。
という事で、ボスコフスキー=ニューイヤーコンサートでヴァイオリンを踊りながら弾きながら指揮するオッサンというイメージですが、本当は元ウィーンフィルのコンマス&ウィーン弦楽四重奏団や八重奏団のリーダーというきちんとしたお仕事もやっていたんですね。
うちのオケでも合唱団との合同演奏会の前半で、シュトラウスをやった時は、前半のみ日弾き振りでやりました。勿論、ウィンナワルツ3拍子・・・じゃ無かったけど
え? 酒・女・歌は? なんか一番ウィーンっぽい曲名なので選ばせてもらっただけです(笑)、が、最後が華々しくてボスコフスキーに合ってると思いますよ。
ボスコフスキー指揮ウィンフィルです。
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