今日の音楽 4月5日 -喜歌劇「こうもり」
ウィンナ・オペレッタの最高峰と言われる、ヨハン・シュトラウスの「こうもり」が初演されたのが1874年4月5日です。シュトラウスの優雅なウィンナ・ワルツの旋律が散りばめられており、大晦日の出来事を題材にしている事から、ヨーロッパを中心に大晦日の演目として、今でもあちこちで上演されている曲です。内容は、かなり「はちゃめちゃ」で、酔っ払って役人を殴って刑務所に入るはずのアイゼンシュタイン、夫の留守中に元恋人のアルフレートを引き入れた妻のロザリンデ、そこへ現れた刑務所長のフランクは、アルフレートをアイゼンシュタインと間違えて刑務所へ・・・その後の、全員入り混じっての舞踏会でのドタバタと、最後はめでたしめでたし・・・詳しいストーリーは自分で調べてみてください。
この「こうもり」の序曲は、単独でも演奏されるほど人気の高い曲です。オペレッタの中の旋律がちりばめられ、ワルツもたくさん出てくるし、シュトラウスの曲でも楽しさの点から言えばナンバーワンかもしれませんね。
クライバー指揮ウィーンフィルです。
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