今日の音楽 4月21日 古典交響曲
ハイドンの作曲法を学んだプロコフィエフが、ハイドンがこの時代に生きていたなら、こういう曲を書いた、という発想で作曲されたそうです。
編成は、ハイドン時代そのままの2管編成。プロコの他の交響曲と異なり鳴り物も無し・・・なのですが、この曲アマオケではなかなか取り上げにくいですねぇ。
編成が小さい上に、20分程度の短さなのでメインにはならない。にも係わらず、結構難しいので中プロだと負担が大きい、なんていうのが理由ですかね。
ハイドンの技法を使っていても、そこはプロコフィエフ。転調が結構多いです。それから通常の古典的交響曲では第3楽章は3拍子のメヌエットなのですがこの曲は4拍子のガヴォットを使っていて面白いです。
ハイドンの時代はコンバスはだいたい1人か2人ですが、この曲は結構divが多い(つまり1人じゃ弾けない)、ト音記号がある Oh my GOD!
(ト音記号と言っても最高音はHなので、この前やったシューマンの春にも出てきたけど、ト音記号見るだけで気持ちが萎える)
コンバスにとっての救いは、最終楽章・・・・殆どの音符が四分音符で旗つきの音符が少ない。音符の後に多くの場合休符がある・・・つまり頭打ちが多いので結構楽です(笑)
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