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2009年11月 5日 (木)

パイオニア交響楽団第20回定期演奏会のご案内8 ブラームス/ピアノ協奏曲第1番 第1楽章

ブラームスはピアノ協奏曲を2曲書いている。その2曲とも、ピアノの技巧を前面に出すロマン派の数々の協奏曲とは少し異なっていて、どちらかといえばピアノを主体とした交響曲という感じの曲である。第2番が4楽章形式で、しかもカデンツァらしい部分が無いというのに比べると、3楽章なので、形式の上ではいくらか協奏曲らしい曲といえよう。ブラームスのピアノの技術は非常に優れていたらしく、2つとも演奏上は非常に難しいらしい。特にブラームスは手が大きかったので1オクターヴを超える広い音域での動きがあり、手の小さい女性ピアニストの中には少し手を加えないと弾けないらしい。

この1番のコンチェルトは、まだ20代の若い時期に書かれた曲で、元々は2台のピアノのためのソナタとして書き始められたのですが、ピアノだけの表現力では不十分と考え交響曲に書き直そうとしたらしい。しかし、ここでもいきづまり、結局協奏曲として完成させた。もしこれが第1作目の交響曲として完成していたら、ブラームスは多分ベートーヴェンよりも多くの交響曲を作ることが出来たのではないだろうか。

第1楽章の冒頭の雰囲気は交響曲第1番の冒頭に良く似ている。ティンパニと低音楽器の基音(交響曲第1番ではC、この曲ではD)の強奏に乗ってヴァイオリンがメロディを演奏する。古典のコンチェルトのように、この楽章ではピアノはかなり遅く登場する。第2主題がピアノによって提示されるのもこの楽章の特徴。

そして、やたらにこの第1楽章が長いのも、この曲の特徴である。なにしろ20~25分ぐらいかかる。そしてカデンツァもなく楽章を終える。。。。ホント弾いてる方も長いけど、聴く方も大変に根気がいる曲である。初演が不評だったのは、そういう事情も影響したのではないだろうか。

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