パイオニア交響楽団第20回定期演奏会のご案内6 コッペリア その4
コッペリアの3曲目は「チャルダッシュ」です。
チャルダッシュはハンガリーの音楽で、ラッシューという遅い部分と、フリスカという速い部分で出来ている音楽です。酒場風という意味ですが、ロージャヴェルジ・マールクというハンガリーの作曲家の作品名から広まったものだそうです。ラッシューは、かなり遅く哀愁をもった曲で、フリスカはかなりテンポの速いパートなので、その対比が非常に面白い曲です。
チャルダッシュといえば、モンティの曲が有名ですね。そのモンディのチャルダッシュと並んで有名なのが、このコッペリアのチャルダッシュですが、この曲はラッシューの部分は哀愁というよりは、少し滑稽な感じがします。
この曲の見所は、フリスカの部分のチェロとヴィオラのメロディ、テンポ速いしチェロにとっては音域が高いので結構大変です。ところがしばらく後に、コントラバスも同じようなメロディが出てきちゃいます。音域は低いし、他の楽器もガチャガチャとやかましいので、先ほどのチェロとヴィオラ程は大変では無いですが・・・
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