グアム旅行記 7
海から上がって着替えをすませ、今度はバスでタムニングを通り越しハガニア湾に向かいます。運転していた女性ガイドから「午後のイルカウォッチング」についての注意事項の説明があります。午前の船は、イルカを探すのに苦労して結構時間がかかってしまったという話でした。イルカが見られたかどうかはその時点では不明。ちょっと不安。チャモロヴィレッジの近くで、突然バスがエンスト。全く動かなくなりました。ガイドさんが本社と携帯で連絡を取りますが、船の出る港までは歩いてすぐなので、乗客もバスを降りて歩くことになりました。。。が、ほんの2分ほどで港に到着。午前の船はまだ帰港していません。
港からエンストして止まっているバスが見えます。何人かの人がバスの回りにいますが動く気配がありません。さすが、アメリカ!そうこうするうちに、船が戻ってきました。どうやらイルカは見られたらしいです。弁当などを積み込んで程なく船は岸を離れます。午前中のスヌーバーのインストラクターだった方も乗船していました。体験ダイビングかファンダイビングのインストラクターをするらしいです。
船はハガニア湾から、タムニング、オカ岬の沖合いを通ってやがてタモン湾沖を横断、ホテルニッコーのあるタモンの最北端ガンビーチの沖合いで徐行がはじまりました。どうやらイルカが付近にいるらしいです。イルカは午前中は比較的活発に活動しますが、午後になると昼寝をします。と言っても、勿論肺呼吸をするイルカが完全に止まって沈んでしまっては呼吸できなくなるので寝ているときでも常に泳いでいるそうである。イルカには特殊な能力があって、右脳と左脳を交互に眠らせる事ができる。寝ている時のこの片方の脳の休息を補うために、イルカは常に2~3頭で一緒に泳ぐそうである。
船長の合図で沖を見るとイルカが6頭ほど海面に浮き沈みしているのが見えた。やはり寝ているようである。場所が遊泳のできる海域のため船は錨を下ろし、シュノーケリングや、ダイビングが始った。子供はライフジャケット着用が義務づけられているが、大人もシュノーケリングでは深く潜る事も無いのでライフジャケットを着用して着水。水泳得意の息子とカミさんは船からだいぶ離れたところで水中の景観を楽しんでいる。私は、もっぱら船から数十メートル以内で、魚の餌を撒いては写真を撮る事を繰り返す。グアムでは残念ながらイルカに触れる事は禁止されているので、イルカは遠くから眺めるだけ。近くにいるのは小さな熱帯魚ばかりだった。
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