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2008年5月31日 (土)

スコットランド

といっても、メンデルスゾーンの交響曲第3番の話です。

メンデルスゾーンは5曲の交響曲を書いていますが、この3曲目のシンフォニーはイギリスに招かれた際のスコットランドの印象を書いたと言われています。このときの印象は「フィンガルの洞窟」という曲にもなっています。
今、この曲のMIDIを制作しており、第3楽章まで公開し、最終楽章を打ち込んでいるところです。
メンデルスゾーンの交響曲はこの3番、4番のイタリア、5番の宗教改革の3曲が演奏される機会が多いわけですが、いずれも難曲と言われています。特に、アマチュアのオーケストラでは前期ロマン派の音楽の中ではシューマンと並んで演奏される回数が少ないのでは無いでしょうか。その理由はメンデルスゾーンとシューマンは少し異なっています。

シューマンはオーケストレーションがあまり上手では無く、特に各楽器の特徴を掴む事が苦手だったようです。特に管楽器については、無駄に吹き続けさせられたり、楽器同士の相性が考慮されていないという事があり、折角吹いても音が聞こえない、というような音の整理がついていないフレーズが多々あるという事で、プロの演奏会でも指揮者の指示で音を削る事も多々あるようです。また、限界の音域が登場したりして特に金管楽器にとっては厳しい音楽のようです。そういう理由で、ただでさえ音の整理の下手なアマチュアでは敬遠されがちになっています。メンデルスゾーンは、オーケストレーションは決して下手ではありませんでした。が、彼の音楽は基本的には2管編成なので、ロマン派音楽を表現するためには各楽器の音符の数が非常に多いのが特徴。コントラバスでさえ、細かい音の動きを要求されます。また、基本2管なので、トロンボーン・テューバの無い曲が多い。従って、メインの曲にするにはトロンボーン奏者などの理解が必要、モーツァルトやハイドン、ベートーヴェンの曲のように真ん中のプログラムに持ってくるには、アマにとっては濃厚すぎる。

というわけで、どれほど難しいのかスコアを読むついでにMidiも作ってしまおう、と考えて始めました。
特に、第2楽章と第4楽章は非常に難しい曲です。メロディはそれほど複雑ではないのですが、その後ろでシコシコ弾いている伴奏型に早いテンポのアルペジオが多く、弾くのは一苦労という事がスコアからも読み取れます。
何とか、2週間後に最終楽章を完成させたいのですが、細かい音符が多いのでかなり時間がかかっています。

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