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2008年2月27日 (水)

第18回定期演奏会 直前情報4

スパルタクスの3曲目は、この1曲だけ第2組曲からの曲で「スパルタクスとフリーギアのアダージョ」というタイトルの曲です。
最初の12小節間はメロディが無くハープと弦楽器を中心とした伴奏だけという構成、チェロによる上行の経過音形に続いてオーボエによる美しい旋律が現れます。それがやがてボリュームを上げて行き、弦楽器に引き継がれます。この間コンバスは、Des(レ♭)の音によるベース音をずっと演奏します。続いて、少しメランコリックなメロディに変わりますが、今度はコンバスは27小節間Gis(ソ♯)のピチカートとベース音。次のメロディはやや勇壮なメロディ、この間コントラバスは11小節間四分音符(44個)C(ド)の音を弾きます。ここまでで、コントラバスは6つの音程しか使用しません。

ようやく弦楽器のユニゾンの経過音に加わったかと思うと、それもわずか4小節で、ベース音に戻ります。クライマックスが終わり、再び最初の美しいフリーギアのメロディ。ハープのようなピチカートのような三連符のアルペジオの掛け合いに参加しヴァイオリンソロの間はお休み。この曲の中で最も目立つのが、最後、コントラバスだけの終止音がありピチカート一発で曲を閉じます。

とても素晴らしい曲なのですが、ちょっと奏者としては物足りない感じですね。この曲で2曲目までのピチカートで痛くなった指を休ませられれば良いのですが、終盤のアルペジオは音域が高いため弦のテンションが高くなっているため指は更に痛くなっていきます。

そして、最後の曲で、指先は悲鳴を上げる事になるわけです。

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