第18回定期演奏会 直前情報2
第18回定期演奏会の2曲目は、バレエ「スパルタカス」の抜粋です。
スパルタカスは古代ローマの奴隷の反乱の首謀者で、庶民の英雄とされている人物です・・・というようなストーリーはさて置いて、ハチャトゥリャンのバレエとしては「ガイーヌ」が有名ですが、この「スパルタカス」はブラスバンドでもしばしば演奏される曲です。こういうブラスバンドで演奏される曲の場合コントラバスは概してチューバと殆どユニゾンという場合が多くて、なんだか一所懸命弾いている割には聴こえないという悲しい思いをしますが、この曲では一部そういう箇所があるものの全体的には少ないかな。。。
1曲目は「エギナのヴァリアシオン」という曲です。ヴァリアシオン=ヴァリエーションは、音楽では変奏曲を表しますが、バレエの場合は1人で踊る曲。従って、曲は変奏曲スタイルというわけではありません。
曲自体はどうという事のない、ハチャトゥリャンぽい曲なのですがコントラバスは曲の80%近くがピチカート。しかも80小節もFの音の頭打ち。途中早い分散和音のフォルテのピチカートもあり、まずこの曲であまり鍛えていない指先が痛くなってきます・・・しかし、これは指いじめのプロローグ。本当にマメができます。
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