夏休み 北東北旅行・9
翌朝は、曇り。秋田県南部ではまだ大雨が降っているらしい。今日は男鹿半島を一周して、残った時間で仙北地方を観光する予定。
まず、男鹿温泉から車で10分ぐらいの八望台へ行く。八望台からは、一ノ目潟、ニノ目潟と戸賀湾が望る。目潟は、2~3万年前に活動した単成火山で西南西~東北東約3kmに直線状に配列する火山地形をなしている。それぞれはマール(爆裂火口湖)を成していて戸賀湾も第4のマールということである。
八望台から15分弱で海岸に出るとすぐに男鹿水族館GAOがある。ここの目玉は白熊の豪太。
白熊は、地球温暖化による北極の氷の減少によって将来的には絶滅の危機が言われている貴重な動物。色が白い事などで 可愛らしい動物と思われがちであるが、実態は非常に獰猛で、雑食性の熊の中では特に肉食性が強い。 体も大きいものでは300kgになるらしい。
水族館の中には、この豪太が遊んだおもちゃがたくさん展示してあったが、どれも爪と牙でグシャグシャになっている。
飼育員も、この白熊には直接触れることはできず、飼育時には扉2つ隔てた場所で飼育するそうである。
その他では秋田近辺の魚の展示や回遊水槽、ペンギンなどもいる。
水族館を出てそのまま海岸線を南下、男鹿半島沿いに走り、やがて男鹿半島の南西端ゴジラ岩がある門前近辺を通過(ゴジラ岩は確認できなかった)男鹿市の中心街を抜けておよそ1時間で潟上市を抜けて秋田市へ、昭和男鹿半島ICから仙北地方へ向かう。
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