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2007年7月10日 (火)

B級名曲グルメ5 イタリア風序曲第1番

シューベルトが1817年に作曲した管弦楽のための演奏会用序曲。
最初はベートーヴェンの第4交響曲を思わせる重たい和音から始まり、長い序奏が現れる。8分程度の曲であるが内3分が序奏部である。

主部に入ると、正しくシューベルトの作品に違い無いが、どこか作風が異なる。特に管楽器の使い方が非常に技巧的であったり、金管楽器が妙に前面に出てきたりシューベルトの交響曲群やロザムンデなどの管弦楽曲とは少し異なり非常に饒舌である。
それもそのはずで、この曲イタリア風と名づけられているのは、イタリアと直接関係があるわけではなく、ロッシーニの音楽を模して作曲したからである。
コーダを聴くと、確かにロッシーニの音楽とシューベルトの「ザ・グレート」が融合したような曲である。あまり聴く機会の多くないシューベルトの本格的な管弦楽曲を聴いてみてはいかがだろうか。

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