チョン・ミョンフン ベートーヴェン交響曲連続演奏会 1
19日(木) 本当に久しぶりにプロオケの演奏会に行ってきました。
新宿オペラシティのタケミツメモリアルで行われる チョン・ミュンフン指揮東京フィルによる、ベートーヴェン交響曲連続演奏会の初日です。
この演奏会は、19日(木)1番~3番、23日(月)4、5番、25日(水)6,7番、27日(金)8,9番という4日間のプログラム。初日は3曲の上、第9に次いで長い第3番「エロイカ」があるという超ハード(演奏する方も聴くほうも)なプログラムでした。
個人的にチョン・ミョンフンはあまり好きな部類の指揮者ではなかったのですが、この演奏会を聞いてちょっと見方が変わりました。
今までは、プロは緻密で美しく聞かせる、アマチュアはテクニック劣る分長い練習期間の集大成という気迫と汗を感じるという、それぞれの良さがあると思っていましたが、この演奏会は良い意味でプロらしからぬ情熱を感じさせられました。勿論テクニックはプロですからアマチュアとは段違い。こういう演奏をやられてしまうとアマチュアのオケの良さというのは何だろうと改めて考えてしまう、そんな演奏会でした。休憩を除いても2時間10分という長い演奏でしたが飽きさせる事はありませんでした。
私は評論家では無いので、それぞれの曲がどうだったかという事には言及しませんが、個人的には第2番の演奏は自分の2番に対する考えを完全に変えるような演奏だったと思います。ベートーヴェンの中では比較的優雅でしかしながら第4楽章のように比較的テクニックも難しい曲だと思っていましたが、リズミカルでしっかりとしたベートーヴェンらしい音楽に仕上げていました。
23日には、4番5番を聞きに行きますが、特に4番が楽しみです。
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