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2007年6月 1日 (金)

第17回定期演奏会 4

ハイドンの交響曲第104番の第2楽章は緩徐楽章である。
主題は長調であるがやや哀愁を帯びた優しい雰囲気の主題である。ひたすら伸びやかに演奏する。
中間部に入ると、この主題が短調に転じて演奏されそれが変奏されていく。古典形式独特のG.P.による一瞬の静寂が優しい中に緊張感を生む、変奏はやがてリズミックに、またG.P.をはさんで再現部へ。長調で変奏が続く・・

まあ、緩徐楽章にしては珍しくメロディらしいメロディは最初の主題だけ。それが短調になったりリズム変えたり三連符で特徴づけられたり。ホルンの使い方がこの楽章の伸びやかさを生んでいる曲だと思う。で、演奏はというと音程が全てかな。こういう楽章はアンサンブルより個人の力に負うところが多い。コンバスも中間フォルテになる変奏のところ以外は静かにしかし重くならないように弾く必要がある。こういう曲こそ、音の処理(弓を弾き終わった時の音の止め方)が重要。繊細に弾きたいなあ。

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