更新情報12/23
ベーシストの休日更新情報
サン=サーンスの交響曲第3番ハ短調「オルガン付」の第2部後半をアップデートしました。これで、8月から作成していたこの曲全曲がようやく完成しました。
第2部後半は、オルガンの荘厳な和音から始まり、続いて第1部のテーマが長調に転調され様々に形を変えて演奏されます。通常の交響曲でいう第4楽章にあたる曲で、第1部のテーマを使っていても決して変奏曲というスタイルではありません。第1部のテーマが、第1主題、第2主題に形をかえて構成されるソナタ形式になっているわけで、これがいわゆる循環形式という事になるわけです。
この楽章はMidi化するにあたり、私の使用しているSinger Song Writerでは作成できない四分の九拍子は四分の六+四分の三に、一分の三拍子は四分の四拍子×3小節にして作成しております。また、コーダ部分のトランペットのファンファーレと最後のティンパニのソロは、ヴォリューム、ヴェロシティ、エスプレッションを最高にしても音量的に不足しているためそれぞれ3trackを使用して音を重ねました。
そうしても不満なところを何点か上げておきます。
①オルガンの音色は、church organ1 という音を使用していますが少しイメージより音が柔らかいという難点があります。SC-8820で音色を探しましたが適当な音は残念ながら見つけられませんでした。また、オルガンのペダルに相当できる音は全く見当たらず、トラック数の関係でorganと同じトラックとしました。
②ティンパニの音色は1種類しかないため、音色が柔らかめで多少ぼやけた音です。
今回はデーターが大きくエクスクルーシヴ等による細かいニュアンスをいじるのは負荷が大きくなるためやめております。
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