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2006年11月 7日 (火)

コントラバスの不思議(5)

先日某私立中学・高校の文化祭でマンドリンクラブ(マンクラ)の演奏を聴いた。
マンクラと言っても、全員がマンドリンを弾くわけではない。数種類のマンドリンにギター、コントラバスなどが加わる。
この演奏を見て驚いたのがコントラバスの忙しさである。ずっと弾きつづけている。しかも曲目がJ-popなのでテンポはかなり速い。達者なものである。コントラバス奏者としての基本はできていない。ポジショニングは出鱈目である。が、音程が著しく悪いわけではない。

コントラバスは、エレキベース登場以来、ウッド・ベースとも呼ばれ、クラシックだけではなく、アコースティックなあらゆる音楽に使われる。マンクラも然りであるが、ブラスバンド、ジャズバンド、フォークなど色々なジャンルで使われる。木製の弦楽器としては一番広いジャンルで使われているのである。その理由は、音域にある。コントラバスの音域をカヴァーできるのは、鍵盤楽器以外ではコントラファゴットとチューバ、トロンボーンぐらいである。

特に、クラシックとジャズは双璧である。クラシックは弓で弾くアルコ奏法と、指ではじくピチカート奏法を併用するが、ジャズは殆どの場合ピチカート奏法である。楽器は違いは無いが、弦はジャズ向きとかクラシック向きというものはあるようである。ブラスバンドの補助的コントラバスは別として、その他のジャンルではそのジャンルにあった弾きかたで演奏される広い用途の楽器なのである。

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