もうすぐ演奏会part2の1
今週の土曜日は、私の母校都立富士高校のオーケストラ部40周年記念オーケストラの演奏会。はじめは私のような年よりは遠慮しておこうと思っていたのですが、コントラバスのメンバー集まらず出演する事になった。
演奏曲目は、芥川也寸志/交響管弦楽のための音楽、サン=サーンス/交響曲第3番、ブラームス/交響曲第1番というかなりハードなプログラム。年寄りにとって一番心配なのは最後までエネルギーが持続するかという点である。
交響管弦楽のための音楽は、芥川也寸志の代表作のひとつ。バーバリズムとロマンチシズムを受け継いだ傑作である。技術的には難しくはないのだが、なにしろこういう音楽はあまり経験が無いだけに、普通に弾いたのでは面白くないのだが、どう弾けばよいか中々体が表現してくれない。第1楽章はひたすら伴奏、第2楽章はリズム楽器というのがコンバスに与えられた使命。その使命をどのように表現するかが勝負であろう。