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2006年9月11日 (月)

名曲のお話 シンフォニー編 3

思い出の1曲という題で話を始めたが、もう少し範囲を広げて話をするために、名曲のお話というタイトルに変更して続ける。

ベートーヴェンが続いたので、もう少しベートーヴェンのシンフォニーについて書いてみる。ご存知のとおりベートーヴェンは生涯で9曲の交響曲を書いた。その後の作曲家から見えれば決して少ない数ではないが、それ以前では約110曲書いたハイドンや40曲以上のモーツァルトに比べるとかなり少ない数である。交響曲に対する姿勢が違うのである。モーツァルトやハイドンにとってはシンフォニーは管弦楽曲の1ジャンルであるが、ベートーヴェンにとっては、シンフォニーは管弦楽曲の最高峰なのである。彼にとっては、シンフォニーとコンチェルト、そしてオペラは彼の感性の翠を集めた音楽だったのである。

前置きが長くなったが、私はベートーヴェンは4番と8番以外の曲の演奏経験がある。ベートーヴェンの奇数番号のシンフォニーは力強く勇壮で、偶数番号は華麗或いは明るい曲といわれている。アマチュアのオーケストラではどちらかと言えば奇数番号の曲が取り上げられる回数が多いのも、演奏会栄えするという意味と、難易度(奇数番号の曲は難易度が低いとはいわないが、勢いで演奏できる場合もある。)の点でうなずける。

次回は、第1番の交響曲=いきなり始まる古典派からロマン派への兆し の話をしようと思う。

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