明日のMidiアップデート
ベーシストの休日の明日の更新は、サン=サーンス作曲の交響曲第3番「オルガンつき」の第1楽章の第1部です。この交響曲は、いくつかの特徴があります。標題にあるとおり「オルガン」がある事・・・但し、鍵盤楽器としてはオルガンだけでなく第2部にはピアノも登場します。それから、2楽章4部構成をとっています。といっても、実際のところは4楽章と同様の構成になっており、1楽章第1部が早いテンポのパートで第2部が緩徐パート、第2楽章の第1部はスケルツォ、第2部が早いテンポ、という古典的な構成です。
まずは第1楽章の第1部をアップしますが、この曲の特徴は主題となる旋律が十六分音符1つ分遅れて演奏される事です。いわゆる伴奏は、オン・ザ・ビートで演奏されるのですから、聴いていてこのズレが大きな距離感を生んでいるわけです。そしてこの旋律こそが4つのパートを支配するテーマとなっているわけです。
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