2012年5月19日 (土)

今日の音楽 5月19日 スペインの時

ラヴェルの歌劇「スペインの時」は1911年5月19日にパリのオペラ=コミック座で初演されました。

ラヴェルはスペインに近いバスク地方生まれのバスク系フランス人だったために、スペインの音楽に非常に興味を持っていました。パリのオデオン座でフラン=ノアンの笑劇「スペインの時計」を見たラヴェルは、これをオペラにしたいと思い原作者に了解をえて1907年に完成させました。当時のオペラコミック座の監督が、この作品が大衆に受けるか疑問を呈したために作品の受理を引き延ばされ初演は3年半後の1911年になってしまいました。

作品自体は、ある程度の評価を得たようですが、この後、スペイン狂詩曲やボレロといったスペイン音楽への取り組みへのスタートといった曲です。

冒頭部分です。

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2012年5月18日 (金)

今日の音楽 5月18日 交響曲第10番(マーラー)

作曲家グスタフ・マーラーは1911年5月18日に亡くなっています。

9つ目の交響曲に番号を与えず「大地の歌」という番号なしの曲にしてまで、ベートーヴェンの呪縛(作曲家は第10番の交響曲を完成させることができない)から逃れようとしていたマーラーも、結局はジンクスに勝てず、この第10番の交響曲を未完のままこの世を去ってしまいました。

楽譜は、第1楽章のみオーケストレーションを施した浄書に近い形で遺されていますが、他の楽章はスケッチ程度のものしかありません。5つの楽章からなっており、第1楽章はアダージョ、第2楽章はレントラー風の中間部をもつスケルツォ、第3楽章は楽譜に「プルガトリオ(煉獄)」と書かれた曲、第4楽章は激情的なスケルツォ、終楽章は序奏、主部、コーダからなるソナタ形式もどきの曲になっています。

この曲は第9番あたりから明白になってきた無調性音楽への歩みを更に進めた曲で、完成すれば非常に難解な曲になったであろう事が想像されます。勿論、スケッチがあるからには、これを完成させようという音楽家が数多く出て、様々な完成版が存在していますが、マーラーという人は、自ら初演をやるために、完成した作品をリハーサルを繰り返す内に大幅に書き直したりする人ですので、スケッチだけでは最終形は予測できませんが・・・

補筆版の代表的なものがクック版ですが、これですら演奏される事は稀で、ほぼ演奏会等で取り上げられるのは第1楽章のみです。

バーンスタイン指揮ウィーンフィルで、第1楽章の前半です。

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2012年5月17日 (木)

今日の音楽 5月17日 ラ・ペリ

フランスの作曲家デュカスは1935年5月17日に死去しています。

デュカスの作品といえば、魔法使いの弟子が有名ですが、その他の作品は殆ど知られていません。デュカスはパリ音楽院で数々の作曲家や音楽家を育てていますが、本人は非常に完ぺき主義だったため、完成した作品も少なく、せっかく世に出した作品も大量に破棄してしまったため、残された作品は僅かなものです。

弟子には、メシアンポンセロドリーゴミヨーなどその後活躍する多くの作曲家がいます。
デュカスの生前出版された最後の管弦楽作品が「ラ・ペリ」です。ペルシア神話の妖精ペリの話を元にした曲で、ロシアバレエ団からの依頼で作曲したものの諸般の事情でパリ・オペラ座で初演されることになりました。その後、前奏曲用のファンファーレを追加作曲しています。
このファンファーレは単独で演奏されることもある金管楽器だけの曲です。

ロペス=コボス指揮シンシナティ交響楽団で、ファンファーレです。

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2012年5月16日 (水)

今日の音楽 5月16日 宇宙戦艦ヤマト

歌手であり、俳優・声優としても活躍している ささきいさおは1942年5月16日に生まれています。

高校時代から歌手として活躍していましたが、1960年にロカビリー歌手としてデビュー。松竹ヌーベルバーグ路線の映画俳優としても活躍していましたがヌーベルバーグブームもロカビリーブームが去り不遇の時代を迎えました。その間に歌手としての勉強をする事で歌唱力をつけています。

出演した「科学忍者隊ガッチャマン」の打ち上げで歌ったカラオケで注目されて、「新造人間キャシャーン」の主題歌を始めに、アニメの主題歌を数多く歌い、特に「宇宙戦艦ヤマト」は一世を風靡しました。またシルベスタ・スタローンクリストファー・リーブの吹き替えとしても活躍しています。

宇宙戦艦ヤマトはオープニング・テーマ、エンディング・テーマ(真っ赤なスカーフ)ともに阿久悠の作詞、宮川泰の作曲です。

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2012年5月15日 (火)

今日の音楽 5月15日 チューブラー・ベルズ

イギリスのミュージシャン、マイク・オールドフィールドは1953年5月15日に誕生しています。

幼少からピアノ、ギターを学びバンド活動、セッション・ミュージシャンを続けながら、デビッド・ベッドフォードに音楽理論を学びました。

1973年5月のヴァージン・レコードの第一弾アーチストとして「チューブラー・ベルズ」でデビュー。いきなり全英第1位を獲得しました。その後も着実にヒットを重ねましたが、1980年代に入るとプログレッシヴは廃れていき、レコード会社のイニシャチブでボーカル入りの曲の制作に追われましたが、1990年代にレコード会社を移籍し、チューブラーベルズⅡを発表。再び全英第1位に輝いています。

チューブラー・ベルズは、殆どのパートをひとりで多重録音したもので、彼の多才さがよくわかる作品です。パート1の冒頭部分が、映画「エクソシスト」で使用され(但し、サウンド・トラックは別のアーチストによって編集録音されたもので本人は演奏していません)世界的に知られるようになりました。「エクソシスト」はオカルト映画の傑作のひとつで、「オーメン」「サスペリア」がこれに続いてブームを巻き起こしました。

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