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2020年9月28日 (月)

今日の音楽 9月28日 ゲド戦記

2008年の日本での映画興行収入ランキング第4位は宮崎吾郎監督の「ゲド戦記」でした。

アメリカの小説家ル=グウィンの「ゲド戦記」第3巻の「さいはての島へ」を原作とした宮崎駿の絵物語「シュナの旅」を原案とした長編アニメです。
大賢人ハイタカ(ゲド)に命を救われた放浪の王子アレンとヒロインのテルーが、バランスが崩された光と影の均衡を保ち世界を救うために戦う話です。

主題歌はテルーの声を担当した手嶌葵。手嶌葵はジブリのプロデューサー鈴木敏夫が抜擢した新人で、透明感の高い歌が特徴。
「時の歌」は新居昭乃らの作詞作曲、挿入歌の「テルーの唄」は谷山浩子が宮崎吾郎の詞に作曲したものです。

2020年9月27日 (日)

今日の音楽 9月27日 桜

2006年に進みます。この年は夏の甲子園での斎藤祐樹の早稲田実業と田中将大の駒大苫小牧の対決があった年です。

2006年邦楽ヒットランキング第30位はコブクロの「桜」でした。
日本人は桜が大好きで、タイトルに桜がついた曲も滅茶苦茶多いですね。
ズバリ「さくら」というタイトルも森山直太朗の「さくら」、ケツメイシの「さくら」、いきものがかりの「SAKURA」、ファンモンの「桜」、スピッツの「CHERRY」などなど。

その中でも、森山直太朗の「さくら」と並んで好きな曲がコブクロの「桜」です。まだインディーズ時代に作られた曲です。

2020年9月26日 (土)

今日の音楽 9月26日 ランメルモールのルチア

ドニゼッティの歌劇「ランメルモールのルチア」は1835年9月26日にナポリのサン・カルロ劇場で初演されました。

スコットランドの作家ウォルター・スコットの小説「ラマムアの花嫁」を原作としたオペラ。意に染まない婚約を強いられた花嫁が花婿を刺した実際に起きた事件を小説化したもの。

この曲のクライマックスは、第2幕の「狂乱の場」。政略結婚を強いられたルチアが婚約者のアルトゥーロを刺し殺した後、血まみれになったルチアが兄のエンリーコの城に現れて延々と歌うアリア。ルチアはこの後、愛するエドガルドとの再会を夢見ながら倒れ死んでいき、エドガルドも後を追って自殺してしまいます。

マリア・カラスなど多くの歌手が絶賛を浴びていますが、この曲を最も得意としたのが、オーストラリアのジョン・サザーランド。メトロポリタン劇場で1961年にルチアを演じたときには狂乱の場の後12分間拍手が鳴り止まなかったという事です。

 

2020年9月25日 (金)

今日の音楽 9月25日 幻想交響曲

パイオニア交響楽団第14回定期演奏会のメイン曲は、ベルリオーズの幻想交響曲でした。

ベルギー公演や前年の愛知万博公演を経験して、このオーケストラもかなり習熟度が進んで来たようで、ベルリオーズの幻想交響曲という難曲にチャレンジする事となりました。
女優のハリエット・スミスソンに恋をしたベルリオーズ自身をモデルとして、かなわぬ恋の悩みによる絶望からアヘンに頼り夢を見て、やがて愛する人を殺害し死刑となり魔女の饗宴に加わって行くというのがストーリーになる標題音楽です。

今回はストーリーの展開から離れて音楽面中心に書いていきましょう。
第1楽章は、フルートなどによる短い導入からヴァイオリンによる静かな序奏で始まります。これを突き破るように低弦によるメロディが強く弾かれテンポを速め、第1主題、いわゆる芸術家が想いを寄せる女性の固定観念が始まります。古典的な交響曲の第1楽章に比べると比較的短い楽章になっています。
第2楽章は、舞踏会のワルツ。これも低弦から始まりますが、ワルツの部分に入ると非常に華やか。途中第1楽章に登場した女性の固定観念が出てきますが、最後はワルツの高揚感のまま楽章をとじます。
第3楽章は、最も描写的な音楽。表題の「野の風景」は静かな田園風景ではなく、遠くで雷が鳴る殺伐とした風景。イングリッシュホルンと、バンダのオーボエによる対話(羊飼いの対話だそうです)にやがて4台のティンパニ(奏者4人)による雷の音が加わってきます。中間はのんびりとした田園風景が描写されますが、やがてクライマックスを迎え(ここでも低弦がメロディを奏でます)再度雷が鳴ります。
第4楽章は断頭台への行進。幻覚の中で恋人を殺し断頭台に送られる音楽家をあらわした音楽。ホルンからはじまり、ここでも低弦がホルンの音をつんざくようにメロディを奏で、断頭台への行進曲が始まります。最後は女性の固定観念が現れ、ギロチンの刃が降りてきて、首が体から離れる様子を弦のピチカートで表現しています。
第5楽章はサバトの夜の夢。ゲーテの「ファウスト」にも描かれた魔女の饗宴の音楽と「怒りの日」が交錯する楽章です。不気味で滑稽なテーマはEs管のクラリネット(小さな高音域用のクラリネット)で演奏され、鐘が鳴った後グレゴリオ聖歌の「怒りの日」は2本のオフィクレイド(現在ではチューバを使用)を中心に演奏されます。高弦のコル・レーニョ奏法(弓の毛ではなくて木の部分で演奏する)で骸骨の踊りを表現したり不気味系描写も現れます。

ベートーヴェンから半世紀ほどで、これほど斬新な音楽が作曲されたのは驚きです。
ただ不満なのは、古典形式の提示部の繰り返しが第1楽章や第4楽章にあるところ。ストーリー性が阻害されるので、繰り返しは演奏しないほうが絶対に良いと思います。


2020年9月24日 (木)

今日の音楽 9月24日 歌劇「カルメン」組曲

パイオニア交響楽団第14回定期演奏会の中プロは、ビゼーの歌劇「カルメン」組曲からの抜粋でした。

「カルメン」の音楽って、皆好きですよね。プロの演奏家も、カルメン好きは結構多いです。
組曲といっても実際にビゼーが編んだものではありません。今日頻繁に演奏されるのは、アルルの女の第2組曲をつくったビゼーの友人の作曲家だったギローが編曲したものです。

このほか「カルメン」をいじくった作品は数多く、表立ったものとしてはソ連のシチェドリンのバレエ組曲、サラサーテの「カルメン幻想曲」、ワックスマンのカルメン幻想曲、ホロヴィッツの変奏曲、ボルンのフルート曲カルメン幻想曲などがありますが、ショスタコーヴィチの交響曲第5番ではウラでカルメンのモチーフが使われています。

ギローの組曲はそ5曲からなる第1組曲と6曲の第2組曲があります。ビゼー自身の作品ではないため、演奏会では自由に抜粋されて演奏されることも少なくありません。全部演奏すると35分ぐらいかかってしまうので抜粋で演奏することが結構多いですね。
この演奏会でも抜粋で演奏しました。

曲自体は楽しいのですが、コントラバスはちっとも面白くありません。殆どの曲が初級者向けという感じで、楽しみといえば最後のジプシーの踊りで、いかにテンポを煽るかとか。。。さすがに本番ではやりませんでしたが、練習では結構やってました。

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