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2017年10月18日 (水)

今日の音楽 10月18日 弦楽四重奏曲第2番(ブラームス) ;Music for today Oct.18 String Quartet No.2(Brahms)

ブラームスの弦楽四重奏曲第2番イ短調op.51-2は1873年10月18日に初演されました。

ブラームスにはベートーヴェンの呪縛というのがあって、ベートーヴェンの得意分野の作曲は非常に慎重であったというのは前に弦楽四重奏曲第1番のときにも書きましたが、とにかく交響曲、弦楽四重奏曲、ピアノソナタというベートーヴェンの評価の高い分野は作品数も非常に少ないわけです。

ピアノ四重奏曲や弦楽六重奏曲などで素晴らしい作品を残したにもかかわらず弦楽四重奏曲は僅か3曲しか作曲しませんでした。

この2番の弦楽四重奏曲は外科医でありアマチュア音楽家だったテオドール・ビルロートに捧げられています。作曲に際してはヴァイオリンの名手ヨアヒムからの助言を多く受けており初演はヨアヒムが率いる四重奏団によって行われました。

とても柔和で叙情的な曲で、第1番とは対照的な曲です。第1楽章の第1主題のF-A-Eという音列はヨアヒムのモットー Frei Aber Einsam (自由、しかし孤独)にちなんでいるといわれています。

2017年10月17日 (火)

今日の音楽 10月17日 田園風協奏曲 ; Music for today Oct.17 Concierto pastoral

ロドリーゴの田園風協奏曲は1978年10月17日にゴールウェイのフルート独奏、マータ指揮フィルハーモニア管弦楽団の演奏でロンドンで初演されました。

田園風協奏曲(パストラル協奏曲)はフルート奏者ジェームズ・ゴールウェイの委嘱で作曲されたフルート協奏曲です。

スペインの田園風景を思い起こさせる音楽で、フルートの超絶技巧を伴った秀作です。

2017年10月16日 (月)

今日の音楽 10月16日 シェーンフェルト行進曲 ;Music for today Oct.16 Freiherr von Schönfeld Marsch

ツィーラーのシェーンフェルト行進曲op.422は1890年10月16日に初演されました。

シェーンフェルトは、第一次世界大戦の敗戦で解体されたハプスブルク朝オーストリア=ハンガリー帝国の最後の将軍のひとりです。1870年に男爵の爵位を授与された人物で、そのシェーンフェルト男爵に献呈された行進曲です。ツィーラー自身もハプスブルク最期の宮廷舞踏会音楽監だったため、地位も財産も失ったようです。

2017年10月15日 (日)

今日の音楽 10月15日 トップ・オブ・ザ・ワールド ;Music for today Oct.15 Top of the World

カーペンターズのリーダーで、作詞作曲家及びアレンジャーのリチャード・カーペンターは1946年10月15日にコネチカット州ニュー・ヘイブンで生まれました。

レコード収集家だった父親の影響で子供のころから音楽に興味を抱きピアノを学びました。カリフォルニア州立大学ロングビーチ校に入学しコーラス隊に入って後に作詞家となるジョン・ベティスと出会い、妹のカレンをくわえたトリオを結成してA&Mと契約。

ファーストアルバムの「オファリング(後に涙の乗車券に改題)は全く売れませんでしたが、シングル「遥かなる影」が大ヒットして一躍スターダムへ。リチャードは初期はヴォーカルも担当する事がありましたが、カレンの歌への評価が高くなったため自身はバック・コーラスとキーボードを担当する事になりました。

当初のヒット曲は、全て他の人(バカラック、ポール・ウィリアムズ、レオン・ラッセル等)、次第に自分の作曲した曲も多くなっていきました。リチャードの音楽の才能はとりわけアレンジが評価され、そのアレンジ能力がゆえに、カバー曲もあたかもカーペンターズのオリジナル曲のような雰囲気を持っています。

自作曲で最もヒットしたのが「トップ・オブ・ザ・ワールド」です。1972年6月発売の4枚目のアルバム「ア・ソング・フォー・ユー」に収録された曲で、当初は11月に日本でのみシングル・カットされて発売されました。アメリカではシングル化の予定はありませんでしたが、リン・アンダーソンがカバーしたシングルがヒットしたため、アレンジをし直して再録音をして1973年9月に発売、日本でもこのリミックス・バージョンが再発売されたという数奇な経緯をもつ曲です。当初シングル化されなかった「トップ・オブ・ザ・ワールド」が「遥かなる影」と並ぶ全米1位のヒット曲になったわけです。

この曲がリチャードとベティスの共作による最大のヒット曲です。

2017年10月14日 (土)

今日の音楽 10月14日 トゥーランガリラ交響曲 ;Music for today Oct 14 La Turangalîla-Symphonie

電子楽器オンド・マルトノの製作者モーリス・マルトノは1898年10月14日にパリで生まれました。

幼少より音楽を学んだマルトノは、特に音楽教育に興味を持ち新たな音楽教育を開発するとともに科学の発展を音楽に応用する事で新しい音楽世界を拓く研究をして発明したのが電子楽器のオンド・マルトノです。

様々な音楽表現や多彩な音色の合成を可能とした楽器で近代音楽、特にフランスでは多くの作曲家がこの楽器を取り上げました。鍵盤とリボンの2種類の奏法が可能でしたが単音しか出せなかったのが欠点ではありました。

この楽器を使った曲はジョリヴェの「オンド・マルトノ協奏曲」、オネゲルの「火刑台上のジャンヌ・ダルク」などが知られていますが、特に演奏頻度が高い曲がメシアンのトゥーランガリラ交響曲です。メシアンはこの楽器の特徴を熟知して非常に効果的な使い方をしています。

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