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2020年7月 9日 (木)

今日の音楽 7月9日 TSUNAMI

音楽の歴史ネタはいよいよ20世紀最後の年、2000年に入ります。
2000年の邦楽年間ヒットランキング第1位はサザン・オールスターズの「TSUNAMI」でした。

サザン・オールスターズ最大のヒット曲で300万枚を超えるセールスとなり、本来であればサザンを代表する曲のひとつとして歌われる曲なのですが、現在はライブでは演奏されない曲となっています。原因は東日本大震災。津波で大きな被害を受けた事から日本人得意の忖度もあって封印され、現在は放送などでかけられる事はありますが、桑田本人は歌うモチベーションにならないという事で今でもライブで演奏されることはありません。TSUNAMIは喩えとして使われているだけなので内容は問題ないのですが、やはり被害を受けた方、記憶に残っている方々にとっては辛い曲なのでしょうか。

動画はありません。

 

2020年7月 8日 (水)

今日の音楽 7月8日 弦楽五重奏曲第2番(メンデルスゾーン)

メンデルスゾーンの弦楽五重奏曲第2番変ロ長調op.87は1845年7月8日にフランクフルトで作曲されました。

1843年のライプツィヒ音楽院の創立、翌年のイギリス訪問などで多忙を極め、疲労困憊したメンデルスゾーンがフランクフルトで静養している間に作曲されたのが弦楽五重奏曲第2番です。

比較的若いときの作品が多く評価の低いメンデルスゾーンの室内楽曲の中では円熟期(と言ってもまだ30歳代でした)に作曲されたもので非常に充実した内容になっています。

2020年7月 7日 (火)

今日の音楽 7月7日番外編 エンニオ・モリコーネ

昨日、2020年7月6日、映画音楽の作曲家として知られるエンニオ・モリコーネさんが91歳で亡くなりました。

番外編として取り上げたのは、私自身の最も好きな映画音楽の作曲家だったからです。
そして、私が映画の主題歌ではなくて、映画の音楽としても最も好きなのが「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」なのです。

ローマで生まれサンタ・チェチーリア音楽院で作曲を学び1960年代から映画音楽の作曲家として活躍。特にセルジオ・レオーネ監督とのコンビでは、「マカロニ・ウェスタン」という残虐なシーンが多く出る内容に似つかわしくないほどの叙情性豊かな音楽を提供してきました。「荒野の用心棒」「夕陽のガンマン」「続・荒野の1ドル銀貨」など私も映画は全く見る気がしませんでしたが、音楽のほうは聞き込んだ覚えがあります。

「死刑台のメロディ」(1971)の「勝利への讃歌」、「ペイネ愛の世界旅行」(1974)、ニュー・シネマ・パラダイス(1988)、バグジー(1991)、海の上のピアニスト(1998)など数々の名曲を作りましたがアカデミー賞とは縁が無く、ようやく2006年に名誉賞を受賞し、2015年にヘイトフル・エイトで作曲賞を受賞しました。

「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」は、いわゆるギャング映画ですが、大河作品とも言える作品。主題曲はチェロ・バスの低音の響きから始まり、パン・フルートを巧みに扱い、デボラのテーマは、それは美しくもはかない曲、アマポーラを巧みに使い・・・とにかく素晴らしいサウンドトラックでした。

モリコーネのコンサートのビデオです。ニュー・シネマ・パラダイス、デボラのテーマと続きます。

今日の音楽 7月7日 幻想序曲「ロメオとジュリエット」

1999年のパイオニア交響楽団の第8回定期演奏会の最後のプログラムは、チャイコフスキーの幻想序曲「ロメオとジュリエット」でした。

チャイコフスキーがロシア5人組の代表格のバラキレフの勧めで作曲した曲。初演の後もバラキレフの助言を得ながら第2稿と第3稿という改訂をしています。現在通常演奏されるのは第3稿になります。

ロメオとジュリエットのストーリーを象徴した内容で、修道僧ロレンスを表す荘重なコラールから始まり、モンタギュー家とキャピュレット家の抗争を表す第1主題、ロメオとジュリエットの愛を表す第2主題が主要モチーフとなっています。

最後は愛のテーマからロメオとジュリエットの死を表現して終わります。
内容が劇的なだけに、アマチュア向きの音楽で、難易度も適度だし、演奏する側もそこそこ面白い曲です。私個人の生涯演奏回数は2回です。

2020年7月 6日 (月)

今日の音楽 7月6日 交響的前奏曲「ポローニャ」

エルガーの交響的前奏曲「ポローニャ」op.76は1915年7月6日に、ロンドンのクーンズホールで行われたポーランドの犠牲者慰安基金の演奏会でエルガー自身の指揮で初演されました。

エルガーはポーランドの指揮者ムイナルスキの依頼でポーランド音楽を用いた作品を作曲しました。「ワルシャワ労働歌」や国歌、ショパンやパデレフスキーの楽曲を引用しながら大部分をエルガーの自作で作曲されています。

ポーランドの犠牲者慰安基金は、ロシアとドイツの争いから祖国を離れて避難したポーランド人を援助する活動をする基金でパデレフスキや小説家のシェンキェヴィチなどによって組織されたもので、この曲もパデレフスキに献呈されました。

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